「ミニマリストって“なんでも捨てる人”でしょ?」
そんなイメージ、僕にもありました。
実際、スティーブ・ジョブズのように毎日同じ服を着て、部屋には机とパソコンだけ…
そんなストイックなスタイルが“正しいミニマリズム”だと思われがちです。
でも今の僕は、それだけが正解ではないと感じています。
よくあるミニマリスト像と、僕の違和感
僕もかつて、ミニマリスト=「全てを捨てて、必要最低限で暮らす人」だと思っていました。
服は何着まで、調味料は2つだけ、趣味の道具も減らすべき…。
そんな極端なルールを知るたびに、「自分にはムリだな」と思っていたんです。
確かに、モノが少ない暮らしには魅力があります。
でも、「本当に必要最低限だけ」って、誰にとっての最低限なんだろう?
そう考えるようになってから、僕の中の“理想のミニマリズム像”が変わりはじめました。
僕が目指すミニマリズムは“ゆとりのある暮らし”
僕が大切にしたいのは、
モノの量を競うことではなく、心の余白をつくることです。
もちろん、ムダなものは持ちたくない。
でも、趣味の道具も、気分に合わせた服も、僕にとっては“心の快適さ”につながるもの。
それを「最低限じゃないから」と手放すのは、本末転倒だと思うんです。
部屋はスッキリしていたいけど、殺風景にはしたくない。
同じ服ばかりではなく、自分らしさも楽しみたい。
そんな「ちょうどいいバランス」が、自分にとってのミニマリズムです。
僕にとっての“ちょうどいいミニマル”とは?
僕がモノを選ぶときに大事にしているのは、
- ちゃんと使っているか
- 本当に気に入っているか
- あることで自分が楽になるか
という3つの視点です。
例えば、Tシャツが5枚あっても、全部気に入っていればそれでいい。
1枚だけ着てあとは置物になっているなら、それは手放してもいい。
“数”じゃなく“納得感”で選ぶのが、僕にとってのミニマリズム。
ミニマリズムはあくまで“目的”じゃなくて、“手段”だと思っています。
自分にとって快適で、ごきげんに暮らせるようにするための方法。
このブログで伝えていきたいこと
このブログでは、僕なりの“ちょうどいいミニマル”な暮らしを記録していきます。
ストイックに何も持たない暮らしじゃなくて、
心にゆとりを持ちながら、ムダを削ぎ落としていく過程。
その中で見つけた気づきや、工夫したこと、気持ちの変化などを、リアルに書いていけたらと思っています。
読んでくれた誰かが、
「そんなやり方もアリなんだ」とホッとしたり、
「ちょっと部屋を整えてみようかな」と思えるような、
そんなブログに育てていけたら嬉しいです。
「これが正しいミニマリスト」と決めつけなくてもいい。
自分にとって心地よい暮らしを、少しずつ作っていければ、それでいい。
そんな想いを込めて、このブログを続けていきます。
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